金玉大迷宮

綴ります

振り返る!

どうもこんにちは

みなさんグランプリはお楽しみでしょうか。

グランプリが終われば新弾実装です。

なんともう11弾目になるみたいで時の流れは早いですね。

私はこの2年何もないどころか人生の底に落ちているのでそろそろRAGE優勝なりしたいところですね。(遠い目)

 

というわけで今回は、ちょうど10弾目となる十禍絶傑環境が終わるということで、今までの環境を振り返っていきたいと思います。

やっぱり懐古厨じゃないか。

長くなると思うので興味ねえよハゲっていう方はブラウザバックしましょう。

というか長いので暇な人だけ読んでください。長すぎるため本記事ではWLDまでとなります。

 

1.STD環境

βテストを経て正式にオープンされたシャドウバース。

β時代は超越が15コスだったり、ウィブラが顔に打てたり、蓄積自体がスペブしたりと何かがおかしかったみたいですが、ちゃんとゲームとしてリリースできたのは良かったです。(やってないからよく知らない)

といってもこのゲーム、リーダーの体力が20点しかないのに、当時からミミココハウルやらフォルテウルズやらリノセウス(こいつなんでいまだにナーフされてないの)やらの大量バーンがあって大味なゲームではありました。

 

そんなSTD環境で異質な強さを誇っていたのが

冥府エルフ

というエルフのデッキです。

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このカード、『冥府への道』の条件を満たすために『フェアリーウィスパラー』『フェアリーサークル』などで手札にフェアリーを溜めて『新たなる運命』で手札を流すことによって墓地を稼ぐのが主な戦法になります。

サブプランとして搭載されているリノセウスも大概で、多くのデッキの存在を否定してきた初期のシャドウバースの癌とも言えます。

モルディカイをフィニッシャーにしていたミッドレンジネクロ、昆布ことコントロールヴァンパイア、陰キャの極み陽光サタンビショップなんかは冥府エルフの流行とともに息してない状態に。

 

強すぎて二度のナーフが行われますが、結局第2弾のダークネス・エボルヴが終わるまでずっと環境トップに居座り続けました。

ちなみにナーフされたのはこいつら。

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当時は2コスト。ヴィーナス?何のことやら。

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当時は5コスト。過剰なストレスというパワーワードは今でもたまにネタにされたり。

 

そんな冥府エルフと同様に、エボルヴ終了時まで環境トップクラスにずっといたデッキがありました。

ミッドレンジロイヤル

です。

初期のミッドロイヤルの主軸となったカードがこいつ。

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元祖マナレシオ無視おばさん。

こいつのあとに『セージコマンダー』でバフをかけるムーブが綺麗にきまると最高に気持ちがいいです。(ロイジ並感)

もちろん冥府が完成したら吹き飛びますし、『根源への回帰』が5コストの頃は投げても何故か手札に戻ってきました。

どうせ根源くるからアルビダ投げたほうつええやみたいなこともしばしば。

それでも環境上位に居続けられたほど、当時のカードプールの中では頭一つ抜けた強さがありました。

 

今弱点としてあげた『根源への回帰』ですが、このカードが猛威を振るっていた頃に、冥府キラーとしてフォルテウルズやジェネシスドラゴンなどの大型疾走で削りきる疾走ランプドラゴンなんかもでてきます。

うんちを焦がすことファフニールさんもいたので、乙姫擁するミッドロイヤルとも戦えておりなんやかんや環境トップの仲間入りに。

この疾走ドラゴン、序盤の防御面が脆く、冥府エルフ側もリノセウスで削りきるプランに重きを置き始めてきました。

そこを突いてミミココハウルことアグロネクロが暴れたりした時期もありました。

愛のままに我が鎌に。

 

と、このアグロネクロが暴れだした時期まではなんと

手札の上限が8枚でした。

もうちょっと前まで遡ると、後攻1ターン目に1枚しか引けない時期もあったり。

 

アグロネクロの流行と手札上限9枚実装により、冥府エルフのリーサルさよなライオンこと『フェアリービースト』の採用率が上がります。アグロネクロ廃業です。

手札上限の増加によって超越ウィッチが増え始めたのもこのあたりですね。

 

まあそんなこんなで時代はダークネス・エボルヴへ。

 

 

2.DRK環境

ダークネス・エボルヴではSTD期不遇だったビショップの大幅強化が行われました。

獣姫、ガルラといったインチキを手に入れた疾走ビショップ、『エイラの祈祷』を軸にしたエイラビショップ、『封じられし熾天使』による勝利を狙うセラフビショップとそれらのハイブリットデッキといったさまざまなタイプのビショップが環境に入り込みました。

 

まあそれでも冥府エルフとミッドロイヤルは元気にやってたんですが。

 

また、エルフにもティアやシンシア、リザなどの優秀なフォロワーが追加され、テンポエルフという冥府に頼らないエルフも活躍しました。

エルフやビショップとマッチするとデッキタイプが読めないのでマリガンとかがめんどくさかったです。

 

インチキじみたカードは結構あったものの、のちに葬送ギミックのせいでナーフされた『ケリドウェン』を除けばナーフが無かった弾というシャドバ史上稀に見る健全さ。

それ故語ることも少なかったり。

 

というわけで時代はメンコへ。

 

 

3.ROB環境

シャドバ最盛期(?)

みんな大好きバハムートが看板としてついに登場しました。

まあ重いので半ばドラゴン専用でしたが。

エボルヴ期までずっと環境にいた乙姫を駆逐するために、バハムートはもちろん『サラマンダーブレス』などのAoEが多く刷られた弾でもあります。

 

まあ冥府とロイヤルを殺したのはメンコではなくドロシーとかいう女なんですが。

 

というわけでROBはウィッチバースでした。

レヴィルーン紅蓮。

逃げればキス。

ドロシーウィッチも超越ウィッチも秘術ウィッチ(癒し)もいました。

 

そんな中エルフは、ドロシー相手だと冥府完成までにゲームが壊れるために、勝利プランをリノセウスに絞った

OTKエルフ

というデッキタイプを生み出しました。

現在でもアンリミテッドで暴れているデッキですね。

冥府時代から暴れてる虫いつになったら消えるんだ。

今まで冥府のサブプランだったリノセウスプランを強固にしたのが、この2枚。

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当時のミニゴブは「コスト2以下」ではなく、「コスト2」のフォロワーをサーチしていたため、『ベビーエルフ・メイ』や『ウォーターフェアリー』を採用していてもリノセウスを確定サーチ可能でした。

当然ナーフされました。ついでにウィッチの『ルーンの貫き』も進化時1コスから2コスに。

ROB環境でのナーフはこれらのみでしたが諸悪の根源であるリノセウスやドロシーは後にまた環境を荒らすことに。

 

このあたりからナーフが入った環境中期以降に入ると、疾走ビショップやアグロヴァンパイアがよく環境に割り込んできてた印象。

 

AoEによって乙姫を殺されたロイヤルは、ここからはしばらくクラスアルベール呼ばわり。

看板カードのバハムート、サハクィエルやサラマンダーブレス、竜の闘気といった優秀なカードを得たはずのドラゴンさんは結局環境トップには至れずじまい。

ネクロもカムラ不死者ネクアサなどの優秀なカードの追加や、ネフティスネクロという新しいデッキタイプを得ましたが、ウィッチには勝てなかったよ...。

 

そして時代は神々の騒乱へ。

 

 

4.TOG環境

行進せよ、果ての果てまで。

君と一緒に、空へ!

さあ、その胸に刻むが良い!

 

TOGはネクロとドラゴンの超強化でした。

 

まずはドラゴンですが、ROB時点で優秀なカードが揃いつつあったところに追加されたレジェンドカードが、巫女ウロボロスゼウスイスラと、ニュートラルも含めて全部当たりレジェ。そりゃ強いに決まってる。

さらに今はゴリアテと化したゼル(当時は2コス2/2)、エンハンスで相手の場を全消滅させるライブラ(現在はエンハンス削除済み)、覚醒状態なら3コスで確定除去したり顔殴ったりする大鎌とインチキのオンパレード。

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ROB時点ではフィニッシャーに欠けていましたが、ゼルのせいでサハバハゼル13点、ウロボゼル11点といったような弐撃決殺戦法でもはや無敵でした。

 

当然ミラーマッチが多発しましたが、このミラー、一言で言うと駆け引きゲーでした。

一方が回ってパーツ整えられるとあっさり終わることもありましたが、弐撃決殺に失敗すると、ウロボ巫女イスラで回復され体制を整えられてしまい仕掛けた側は勝ち筋を失ってしまうので、お互い牽制しつつ攻める機会を作っていくターンが結構続きます。

ミラー対策にオリヴィエが採用されたりもしました。構築でこいつ活躍したのこのときくらいじゃないでしょうか。

ミラーが多発する環境でミラーが楽しかったのは正直割と好きでした。

 

そんなめちゃくちゃなドラゴンに対抗していたのが魔将軍ヘクター擁するネクロ。こいつもめちゃくちゃです。

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一人で乙姫セージを完結させていると言われたやべーやつ。一度ナーフされたがナーフ解除後は現在までずっとアンリミで環境に居座っている。アンリミはオカマ。

 

さらにおかしいのが、当時のネクロこいつに頼らなくても貴公子が3コス、シャドウリーパーが2コスだったので、1コス2コス貴公子リーパーリーパーでゲームが崩壊します。

ちなみにシャドウリーパー自体はROBのカードだったりします。ROB時点でおかしいことには気づいていましたが他が弱かったので捨ててました。

 

しかしいくら貴公子が3コストといっても、ドラゴンには全てを消し去るライトニングブラストとかいうやばいのがあったため、TOG初期のネクロは結構アグロに寄ってました。

ケルハウルも搭載されたり、どう見てもおかしいことが書いてあった『不死の大王』が採用されてなかったり。

 

そんなこんなでTOG初期は実質ドラネク頂上決戦でした。

燭台ビショップとかいう現アンリミ黄金都市ビショップの劣化みたいなデッキもありましたが、ネクロにしか勝てない陰キャなのでうんこでした。

ビショップ自体はドラネクどちらに対してもそこそこメタカードを持っており、イージスとかいうそびえ立つうんこが追加されたのでそこそこの立ち位置ではありました。

 

と、まああまりにもパワーゲームがすぎたので次弾のWLDには及ばないまでも怒涛のナーフがされました。

といってもTOG時点では、レジェンドカードはナーフしない方針だったので、ヘクターやウロボロスなどがナーフされたのはWLD以降なのですが。

 

ナーフが入るとまたもや疾走ビショップやヴァンパイアが割り込んできます。

ここでのヴァンパイアですが、復讐ヴァンパイアというこの弾で基本的な形ができたデッキタイプになります。

エメラダこそいませんが、糸蜘蛛ベルフェカオスシップの3枚は全員TOG生まれです。

 

疾走ビショも復讐ヴもナーフ前からドラゴンに対しては強く(実際RAGEでこいつらにドラ2タテされた4ね)、ナーフ以降勢力が強くなった形ですね。

 

あと『旅ガエル』とかいうやつが3コストで刷られていたため、こいつによるテロ被害が相次いだりもしていました。

 

環境終わりにリーパーがナーフされて時代は暗黒期に。

 

 

5.WLD環境

破滅の果てに汝が罰あり。

 

運営の頭ワンダーランドとか言われた不思議な世界。

エロメンコだったのがじゃんけんとか言われる始末。

ニュートラルカードのシナジーによる強化をしたらどのリーダーもアリスしてくるとかいう意味でもうんこでした。

 

それでもドラネクはドラネクしてたんですが。

 

まずこの環境を代表するのが

ニュートラル倉木ヴァンパイア。

当時のデッキの半分がナーフされたやばいデッキ。

ゴブリントーヴゴブリーアリスバフォ倉木。

拳骨一個でおしまいだったりこの渇きは貴方のせいだったりもします。

 

トーヴとかいうやつは2コス3/3とかいうバグスタッツ。自分の場にニュートラルフォロワーがでるまで攻撃不能というデメリットを持っていますが、出ると攻撃不能を解除するだけでなく、

何故か突進がつきます。

これによって3ターン目にトーヴゴブリンと動くことで3/3が突進してきます。意味が分からない。

一応これは後手捲りを可能にしていたりもしてましたが。

 

ゴブリンリーダーはニュートラルのアセンティックナイトみたいなものですが、次ターンのアリスで2/3スタッツと化します。

これが先攻ゲーを加速させてました。

そして5バフォメット。当時のバフォはサーチ対象が攻撃5以上のヴァンプフォロワーという絶好の倉木確定サーチカード。エンハンス5で使うと、サーチしたカードのコストを3下げる効果を持っていました。

そして倉木着地。現在の倉木は潜伏状態から攻撃時、もしくは潜伏状態で破壊されると、進化前後問わず相手のリーダーに5ダメージですが、当時は進化前6ダメージ進化後8ダメージでした。

つまり進化して顔殴れば16点吹き飛びます。それが6ターン目に置けたわけです。

 

一応倉木対策をあげると、エルフの妖精のいたずら、ウィッチの変異の雷撃もしくは冬の女王の気まぐれなどはラストワードも防げました。

ビショップだと裁判所などがありますが、これだけだとラスワが痛いので、ノイシュと同時にプレイして被弾を軽減するなどしてました。

ネクロも不死者ネクアサがいましたが、被弾は避けられないのでカムラに頼ることになりがち。ただネクロ自体が強かったのでこの中では一番戦えてました。

 

また、倉木に対抗して純倉木よりもテンポムーブを重視した『ファントムキャット』採用型のヴァンプなんてものも流行ったり。

 

流石にやばすぎたので1ヶ月でナーフ祭りされたうえに、初のレジェンドカードのナーフも行われることに。

倉木は当然ウロボロスやスノホワが逝きました。何故かヘクターは逃れましたが次の月に逝きました。

 

倉木がナーフされると、今度は『黄金卿の獅子』を軸にした獅子ビショップが暴れだしました。

俺の名はイーグルマン!w

やってることはドロシーのそれです。ドロシーと違うのは手札補充しない点です。

あの女やっぱりおかしい。

ただ爆発力は宇宙なので宇宙でした。

お茶会も悪い。

 

当然こいつも速攻ナーフ。

 

あと何故か倉木ヴァンプにいた拳骨と緋色がナーフを逃れていたため、復讐ヴァンプや、カラボスを軸にしたアグロヴァンプで暴れてましたが、こいつらもナーフ。

獅子環境でこっそり勝率を出していたニュートラルウィッチからもプリスがナーフ。

 

怒涛のナーフにより、環境末期はニュートラルバースである点を除けば、実は割りと落ち着いてました。

 

環境初期に一瞬流行り、音速で駆逐されたニュートラルロイヤルも、終わってみれば環境トップの一員に。

赤ずきんメイジーによる処理能力、兎耳の従者によるリソース確保、トランプナイトの展開力、ツバキやファングスレイヤーによる大型除去、最後は結局アルベール。

 

ニュートラルウィッチも安定した強さでしたが、ウィッチといえばバーン秘術ウィッチが強くなったのもここから。

奇術師夜魔女天輪はTOG生まれですが、自己紹介し始める若レヴィや巨根をあげるオズが追加されたことにより、ようやく一線級のデッキに。

 

環境終わりと同時に諸悪の根源アリスもナーフされ、WLDの悪夢が終わりました。

 

 

長くなりすぎたので(ここまでで6000文字超)、SFL以降は次回。

こんなに長くなるならもうちょっと見やすくしたほう良かったですね。

 

 

ではまた。